前回の記事(元MRが語る「僕が嫁ブロックを受けなかった理由」)では、
僕の妻はフリーランスで、
そもそも転職に対する理解がある程度あったことを
を解説しました。
しかし、僕は何も
「嫁ブロック=悪」と言いたい訳ではありません。
むしろMRの奥さんが「嫁ブロック」を発動させるのは、
当然の行動とも言えます。
問題なのは「MR=安定」という思い込み
MRの嫁が「嫁ブロック」を発動させるのは、
「今の安定した生活を守りたい」という
当然の行動です。
ですので、
決して悪い事ではないのです。
問題は、
「MRは安定」と思い込んでいることにあります。
まずは業界動向を冷静に示す
では、
「MR=安定ではない」
と奥さんに伝えるにはどうしたらいいのでしょうか。
僕はまず、
業界動向を冷静に示すことをお勧めします。
例えば以下の2つの記事を、
奥さんに読んでもらってはいかがでしょうか。
いかがでしょうか?
あなたの奥さんは、この記事をきちんと読んだ上で、
「あなたなら大丈夫!」
と言えるでしょうか?
おそらく、
あなたがそこまで奥さんから信頼を寄せられているのであれば、
そもそも、「嫁ブロック」は受けていないでしょうね(苦笑)。
多くのMR夫婦が、この2つの記事を読んで
何とも言えない雰囲気になるでしょう。
夫婦で将来を見据えるための本を読む
前述した記事を読んでMRの現状を把握したあとは、
以下の2冊の本を、夫婦で読んでみてください。
そして、お互いの正直な感想を言ってみましょう。
もし、本を読む時間がなかなかないのであれば、
上記の本の著者である藤原和博さんの、
以下の動画を観てみましょう。
これらを見ていただければ、おそらく多くの夫婦が、
「転職はこれからの時代を生き抜くための選択肢」であることを
理解できるのではないでしょうか。
「嫁ブロック」はMRの転職の第一関門
僕が「嫁ブロック=悪」ではないと言いたい理由は、
他にもあります。
実は「嫁ブロック」は、
あなたの転職への本気度が試される第一関門なのです。
もしこの段階で
「嫁に反対されたし転職は諦めよう」
となってしまうのであれば、
大変失礼かもしれませんが、
あなたはもう「そこまでの人」です。
実際に採用担当者でも、
「嫁ブロック」を理由に辞退する人は、そもそも採らなくてよかった
と言う人がいるほどです。
なぜなら、
「嫁ブロック」を理由に転職を諦めると言うことは
もっとも身近な存在さえも説得できないと言うこと。
そんな人が、
果たしてビジネスパーソンとして通用するでしょうか?
僕は甚だ疑問です。
「嫁ブロック」はむしろチャンス
逆に言うと、
「嫁ブロック」発動はMRにとってチャンスなのです。
この第一関門を乗り越えるために、
つまり、一番身近な存在である奥さんを説得するために試行錯誤することが、
あなたの転職の軸を定めていくのです。
どうしても嫁ブロックを解除できない場合は?
今回の記事で紹介したステップを踏んでも
なかなか「嫁ブロック」を解除できないケースもあるでしょう。
そのような場合は、
いつまでも「嫁ブロック」に付き合う必要はありません。
もう「嫁ブロック」を振り切って、
転職活動を始めるしかないのです。
ではどのようにして転職活動を始めればいいのか?
これについては、次回の記事で書こうと思います。